翳恋
番外編
◇R-18 翳恋本編から暫く後の話で、兼続が欲求不満なエロ馬鹿話です。
その年の初秋のある日の事。
稲の刈り入れや冬篭り前の街への行商、買出しの為皆が多忙になる時期、普段なら何事にも人一倍の張り切りを見せる兼続はこの頃どこか上の空で何をやっても身の入らぬ日々を送っていた。
その自覚があった兼続、こんな事ではいかんとその日気合を入れなおして稲刈りに臨んだがやっぱりいつも通りにいかず、うっかり鎌で手を切ってしまった。幸い大した怪我はしなかったものの、夜に街に卸す為に作っていた竹細工の内職が出来なくなった。衣食の殆どは村で採れるものでまかなっていたが、それでも不足になるものは有り、そういった物品を買い入れる為に村の者は皆こうした内職をしていた。特に今は冬篭り前、数ヶ月は山の村は雪で下界への道が閉ざされてしまう事を思えば一年のうちで内職にも一番精をださねばならぬ時期だと言える。
「こんな時に、すまぬ」
夕餉をすませた後、しょんぼりとして言う兼続に半蔵は手傷の布を巻きなおしていた。それを終えると子供達を呼びつけて兼続のやるべき内職を手伝わせた。
このごろ夜の眠りも浅かった兼続は少し疲れていた。だが、子供達まで兼続の埋め合わせの為に働いているのに己だけ先に床につくのも気がひけて四人が黙々と作業をするのをジッと見守っていた。
いつもなら穏やかな気持ちで見つめている愛しい者の横顔が、今ふと憎らしく思えてきた、兼続はそんな自分の心境に苦笑した。己の不始末から今の事態を引き起こしているのだから苛立ちを半蔵に向けるのは単なる八つ当たりかなと思った。だが、そう思った傍からいやでも半蔵だって悪いのだと子供っぽい気持ちが頭をもたげてくる。
兼続が幸村の元から戻り、あの洞で互いに愛を告白し熱い口付けを交わした。その後も思い合う情熱変わらず、皆が寝静まった夜の間や人が引けた後の畑の片隅、いたる所でそれは繰り返された。
兼続にとって半蔵との口付けは今までに知る口付けとは全く異なる物だった。触れ合ったその瞬間から地を失った様な感覚に陥り、やがて全身が甘く痺れ、思考の全てが奪われていく、唇を離した後も恍惚として、動けなくなる事がしばしば。思い合う者との口付けはかくも甘美なものなのかと最初は驚くばかりだった。
最初は口付け合うだけでも十分に満たされている、そう思っていたがいつしか兼続の中にもっと深く繋がりたいという欲求が芽生えてきた。だがそれを口に出して言うのははしたない気がして、口付けの時絡まりあう舌ががいよいよ深くなると、兼続は半蔵の手をそれとなく己の胸元や腰に導いてみた。そして、自らも半蔵の首に腕をまわすと、耳や首筋に唇を這わせてみた。
だが、その後はただ優しく抱きしめられるだけで半蔵の手がそれ以上の事をしようと兼続の身体に触れる事はなかった。
それでも兼続の中では繋がりたいという欲求は日に日に膨れ上がっていった。そんな思いでじりじりとしているものだから先日など、口付けだけで下肢に熱が集まってきてこのままでは達してしまうのではないかという己を感じて蒼くなったりもした。
それなのに半蔵ときたらいつもの様に飄然としている。
私などお前の事を考えすぎて怪我までしてしまったというのに、と思う端から今度は私はいつからこんなに淫らになってしまったのだと己を恥じる気持ちが湧き上がってくる。そんな堂々巡りを繰り返している間に隼と子供達は寝間に引き上げ囲炉裏の前には半蔵と兼続だけが取り残されていた。
半蔵はやっと気づいたかという視線を兼続によこした
「もう寝るか」
優しくかけられた声だったが、兼続今日ばかりはこのままうんと言っていつもの様に床につく事は出来ないと思った。返事をせず、無言のまま半蔵ににじり寄るとその首に腕をまわして軽く唇を触れ合わせてみた。するといつもの様に応えられて、口付けは深くなっていく。
兼続は蕩ける様な思考の中で、だが今日はこのまま終わらせぬと思いさだめ半蔵の着物の袷を広げるように手をかけた。何と思われようと知った事かと半ば自棄にもなっていた。
しかし、その手は半蔵の手によってやんわりと制された。ゆっくりと、だが押さえ込むように兼続の身体を抱きしめると半蔵は耳元でもう一度、もう寝るかと言った。
「何故だ」
抱きしめる腕を振りほどくようにして兼続は身体を離すと、半蔵を睨みつけた。兼続の瞳は潤みを帯びている。それは先ほどの快楽の名残でもあったが、どうしてここまでしても拒絶されるのだろうという悲しみが混じりはじめたものだった。それを見た半蔵は珍しくも困ったという表情を隠さなかった
「泣くな兼続」
「な、泣いてなどおらぬ!」
一人で思いすぎて、欲情して、迷惑をかけて、今度は慰められそうになっている、兼続はそんな己がどうしようもなく情けなくなって半蔵から顔をそらした。半蔵はその様子を見て深い溜息をついた後、致し方ないという風に聞け、と言った。
「兼続、俺は元忍だ」
それと今までのやりとりと一体何の関係があるのかと兼続は訝る顔をした
「忍にとって性術というのは最も重要な技の一つだ。実際、俺は務の為に男女限らず抱きも抱かれもしてきた」
情報収集の為、または敵の裏切りの促し、拷問として使う事も。あらゆる性術を忍の技として身につけた半蔵には、その者の身体を一度なぞっただけで、どこがどう感じ、何にどう反応するのか手にとるように分かるのだという。
兼続はおよそ己には想像もつかない世界の話を目を瞠って聞いた
「俺はな兼続、お前に本気で惚れている」
だから、その肌に触れて己の欲望に歯止めがきかなくなるのを恐れているのだと半蔵は言った。己が望めばどのようにでも兼続を狂わせる事ができるのだと。そして、忍の務の為に身についてしまったこんな技で兼続を抱くのは兼続を汚してしまう様で嫌なのだとも言った。
最初は忍の技とは斯様な事までするのかという驚きで聞いていたが、半蔵の言わんとする最も重要な話の根幹に今度は喜びと照れを感じ兼続は赤面した。しかし不意に腹の底からおかしさがこみあげてきた。ぷっと吹き出してしまった後、一通り笑ってやっと笑いおさめた兼続は、笑いすぎて吹き出た涙を拭いながら言った
「すまぬ。私はこれだけそなたと寝食を共にして、少しはそなたを分かった気になっていたのだが、そうではなかったらしい」
半蔵はわずかに眉間に皺を寄せた
「怒るな、嬉しくて笑ったのだ。そなたにもそのような純な所があるのだなと思って。私は生娘ではないのに」
兼続はそう言いながら再び半蔵に口付けようとその首に腕をまわした
「そなたにならどう扱われようと汚されたなどと思わぬ。だから……」
だが唇が触れる前に今度は半蔵はふいと横を向いてしまった。
「お前は分かっていない」
それだけ言うと半蔵は兼続の腕を外して再び、もう寝るぞと今度は断固とした口調で言って寝間に引き上げていった。
機嫌を損ねてしまった―、兼続は半蔵の真剣な言葉の後にあんなに笑ってしまった事を少し後悔した。だが、ここ数十日も続いていた悶々とした気持ちは晴れていた。
翌朝、朝餉を終えて農作業の準備をするべく納屋に入っていた兼続の元に半蔵が山に入る姿で籠を担いでやってきた。
「山へ行くぞ」
「え、でも今日は……」
「畑の事は隼と子供達に言ってある、来い」
有無を言わせぬ半蔵の物言いに兼続は仕方なく従った。どうせこんな時は何を聞いても返事はかえってこないのだ。
山に入って四半刻程歩いたが、どうやら行く先はいつもの山菜取りの道順とは違っている。一体どこに向かっているのだろう、そう思い始めた頃兼続は一度も訪れた事のない小さな沢にたどり着いた。半蔵は少し足場の悪いその沢沿いの道を兼続の手を取りながらゆっくりと進んだ。だんだんと流水の音が大きくなってきたかと思うと不意に視界が開けて美しい滝が現れた。澄んだ滝つぼは翡翠の水を湛え、その水面を飾るように落ちた深緋の紅葉が美しい対比をなしていた。
「これは、見事な……」
これを見せる為にわざわざここに連れてきてくれたのだろうかと思って半蔵の方を見たがどうやらそうではないらしく、半蔵は滝つぼに続く細い道とも言えぬ道をさらに進んでいった。水の轟音が鳴り響き他の音が聞こえない程に滝壷に近づくと半蔵は、そこだという風に指差した。
「これは…裏に入れるのか」
水が流れ落ちる岩肌と飛沫を上げる水の間に真っ黒に口を開けた穴がある。兼続は半蔵に促されるままに飛沫を避けながらそこに入ってみた。その内部は広く、一部は自然にできたとは思えない不自然な広がりもあり、定期的に人の手が入って整備されている事を感じさせた。元忍というのは誠に用心深い、きっとここも村に何かあった時の為の避難所か何かとして半蔵がこしらえたに違いない。兼続が関心しながら洞内を一巡して半蔵の元に戻ってくると半蔵は担いできた籠から筵と燭台を取り出していた。
「驚いたな、こんな所があるなどと。ところで……そなた何をしているのだ」
丁寧に筵を敷き終えて、燭に火をともすと滝口から入る光のみだった薄暗い洞の中がにわかに明るくなった。不思議顔で覗き込む兼続に向き直り、半蔵は村を出て初めて口を開いた
「今からお前を抱く」
予想だにしなかった言葉に兼続は目を白黒させた
「だっ、だ……。何を突然、それに、こんな所で……」
「ここだからだ。ここならお前がどれだけ声を上げようとも誰にも聞こえん」
「こ、声っ?!わ、私はそんなはしたない真似はしないっ」
顔を赤くして怒る兼続に半蔵は、だからお前は分かっていないと言ったのだと言う。そして、これ以上話すのは面倒だといわんばかりにいつもより強引に兼続を引き寄せると口付けた。その荒々しい所作に昨日笑った事を半蔵はまだ根にもっているのだろうかと兼続は思った。だが口付け自体はいつもと変わらず優しく、蕩けるように甘い。
何度も何度も重ねなおし、呼吸をする為に離れた唇どうしから銀の糸が引く様になった頃、兼続は立っていられなくなって筵の上にへたりこんだ。半蔵はその身体をそのまま筵の上に横たえると兼続の耳から首筋を舐めた。
「あっ」
初めて触れられた場所だった。半蔵は今まで徹底して口付け以外の事を何もしてこなかった、だからそれだけの事でも兼続は驚いて声を上げてしまった。己の声にはっとして兼続は半蔵を見た、そこには悪戯が成功して喜んでいる童子のような瞳があった。はしたない真似などしないと言ったばかりなのに耳を舐められたぐらいで声を上げてしまった己が恥ずかしくなって、またそれを面白がっている風な半蔵の様子に耐えられなくなって兼続は顔をそらした。
「ほ、本当にこんな所で致すのか?私はああは言ったが、別にわざわざこんな所まできて……」 羞恥から黙っていられなくなったが、今度は唇でその口を塞がれてしまった。そして半蔵の手は丁寧に兼続の着物を脱がしていった。初めて触れられる肌、半蔵の指は口付けと同様に優しく、ゆっくりと確かめるように兼続の身体の形をなぞってゆく。兼続はだんだんと羞恥よりも悦びが勝ってくるのを感じた。しかしこの快楽に流されて声をあげてしまう事にはまだ抵抗があった、口づける唇を離せばいやらしい声が漏れてしまいそうで兼続は必死に半蔵の唇に貪りついた。だが半蔵の手が兼続の帯を解いて下肢に触れる頃にはそんな抵抗も限界がきていた。
腿を滑る手が兼続の一物に触れた後、そこから全身に今までに味わった事のない奇妙な熱が広がっていった。そしてその後、兼続の身体はどこを触られても火がついたように熱くなり、耳や項、乳首などの性感帯をふれられるたびに凶暴な程の快楽が襲ってきた。
「あぁっ」
怖くなった兼続は今度は己の手の甲を噛んで声を殺そうとしたが、それは許さんとばかりに半蔵は真っ赤に染まった兼続の耳朶に舌を行き来させ、その後耳孔に舌を差し込むと両の手で硬くなった乳頭を何度も捏ねた
「だ、めだ……は、んぞ」
兼続は中心に触れられてもいないのに今にも達しそうな熱が怖くて、涙目になってイヤイヤと首を振った。だが半蔵の手は止まる気配を見せず、それどころかこんどは陰嚢の下に手を差し込むとなで上げるようにゆっくりとなぞっていった。兼続はその指の動きにとうとう熱が弾けてしまうのを感じた。
「あ…っ、は、あ……」
膝はがくがくと震え己からも触れたいと思いのばそうとした腕にもいっこうに力が入らず、その後もされるがままに兼続は二度一人で達してしまった。
兼続が呼吸を整えようと必死になっていると半蔵は一旦身体を離し己の帯を外し着物を脱いでいった。涙で霞む視界の中、半蔵が己の足を肩に抱えあげて後孔に触れようとするのが分かった。兼続は幸村に抱かれていた頃に何度繰り返されても慣れる事が出来なかった最初の挿入に伴う激痛を思いだして身を硬くした。だが痛みを感じたのは一瞬の事だった。滑り込んだ半蔵の指はうねる様に腸壁を撫でた後、ある一点をさぐりあてたように突いた。
「ひっ」
全身に電流が駆け抜け、兼続は鋭い悲鳴をあげた。声を殺す事はとっくに諦めていたが、こんな事を繰り返されては本当に頭がおかしくなってしまうからやめてくれと言おうとした。だが開いた口からは喘ぎしか漏れてこなかった。
二本、三本と指が増やされた頃兼続の脳内からは完全に思考というものが失せていた。開いたままの唇からは絶え間なく喘ぎと唾液が零れ、視線は定まらず宙をさ迷い白痴のような体をなしている。
あくの強い性格のせいでうっかり忘れそうになるが、元々が人形のように美しい作りをした兼続、こんなにも淫靡に乱れる姿は凄艶である。
半蔵は昨日笑われた事が癪にさわったから、少しぐらいいじめてやろうと思ってはいたがここまでするつもりはなかった。だが今己を止める事はできない、少しまずいなと心のどこかで思っていた。
半蔵自身が挿入を果たした後、兼続は幾度か失神しそうになっていた。だがその度に前に強烈な刺激を与えてそれも許さず、半蔵が二度達するまで兼続は時に凄まじい痙攣を起こしながら喘ぎを洩らし続けていた。
―寒い、
兼続は肌に触れる寒気に目を覚ました。
目の前には己を心配そうに覗き込む半蔵の顔がある。
「すまん……」
何がすまんのだろうとぼうっとする頭で考えたが、頭の中に錘でも置かれたかのように思考が鈍い。半蔵は兼続の身体を抱き起こすと兼続の上に被せていた着物を着せていった。どうしてこんな事を人にしてもらっているんだろうか、自分で出来ると言おうとしたが、言葉も出てこないしそれよりも体を動かす事が信じられない程に億劫で、まあいいかと投げやりな気持ちになってしまった。
「もう少し休ませてやろうかと思ったが、日が暮れる前には帰ると言ってある」
半蔵が何の話をしているのかもよく分からない、大体自分はどこに居るのだろうと思った。だがその質問をする事すら面倒で半蔵が手早く己の草鞋の紐を結んでゆく姿をただ眺めていた。
きっちりと兼続の服を整えた後、半蔵は兼続の身体を抱き上げて歩き出した。水飛沫と翡翠の滝壺、そこから流れ出る清流を半蔵の腕の中で揺られながら見ているうちに、頭の中から霧が晴れるように兼続は今日あった事をだんだんと思い出していった。
村が近づくと兼続は身体をよじって降ろしてくれと半蔵に言った。こんな格好を村の者に見られるのは恥ずかしいと思ったからだった。だが半蔵の手を借りても全く足にも腰にも力が入らず兼続はその場にへたり込んでしまった。抱かれている間に己が晒した醜態もさることながら歩く事もまともにできなくなるなんてとうちひしがれている兼続に、半蔵はだから言ったのだと言った
「お前は分かっていないとな。お前が恥じる事ではない、すまん兼続。二度とあんな抱き方はせん」
半蔵は兼続の額に口付けながらやさしく頭を撫でた。そして、どうやっても歩けないのだから仕方なしと半蔵は兼続を再び抱き上げた。
村に帰ると隼が心配顔で駆け寄ってきた。怪我でもしたのかと問いかける隼に兼続は足を挫いただけだと言おうとしたが喉が掠れてうまく声を出す事ができなかった。その様を見た隼は、一瞬顔を赤くすると万事心得たという風に兼続を気遣うものだから、その後数日兼続は隼の顔をまともに見る事が出来なくなった。
かくして、兼続の最初の悩みは消えたはずだったが、また新たな悩みが頭をもたげてきた。
――一月後、
二人きりになった夜の居間、二人は口付けを交わしながら抱き合っていた。
「半蔵……その、どれぐらい加減ができるものなのだ」
唇が離れた隙間に兼続は問うた、むろん性交の事だ。あの後しばらく兼続は己の狂乱を思い出しては半蔵と口付けをする事すら恐れていた。だがこうして再び睦みあっていると腹の底から沸々と湧き上がってくる欲情を抑えられそうにない。
「さあな。今、試してみるか」
そう言いながら半蔵は兼続を組み敷いた。兼続は一瞬身体がかっと熱くなったが、その後蒼くなった
「だ、ダメだ!隼殿と子供達に聞かれたら……」
「それどころか村中に聞かれる事になるかもな」
「なっ……!!」
くくっと笑った半蔵に兼続は本気で腹を立ててその身体を押しのけようとした。だが逆に腕をとられて引き寄せられた
「すまん。今のは意地が悪かった。明日……山へ行くか」
耳を噛まれただけであと声を洩らしてしまった兼続は怒る気も失せてうんと頷く事しかできなかった。
もう一月もすれば山は雪で閉ざされてしまうのだがどうしたものか、とぼんやりと考えた。
□後期□
すみません、ただのエロ馬鹿話でした。そしてエロ話なのに、あんまりエロくなくてスンマセン。いっそこれは男性向けかと思うようなねちっこいエロを描いてみたいものですが、やっぱり性描写は難しいです、苦行のようです。半蔵のあんなテクやこんなテクを文章に出来ませんでした\(^o^)/そして萌えはどこへ行ったと^^; ちなみに二度目は半蔵殿、紳士に兼続を抱いたと思います。後、一回目が激しかったのは単に笑われて苛っとしたんじゃなくて、兼続が「生娘ではない」発言をした時にそういやこいつ幸村とやってんだ!と思って嫉妬してた設定にしたかったんです。(ちなみに翳恋の中では半蔵は幸村の所にたどりついてませんが関ヶ原以前から二人が肉体関係を持ってた事は知ってた事になってます。忍だからw)文章力が無くてそれをうまくはさむ事ができなかったので断念しました……
2014.1.16